世界には、さまざまな種類の博物館があるが、「食べる」ことに関係した博物館は、あまり知られていないかもしれない。世界に名を馳せる「食」がテーマの博物館を総ざらいしてみよう。「美食」と「知識」が結びつくと、何ものにも勝る幸せが感じられるに違いない。北京青年報が報じた。
【中華シャオチー博物館(中国・北京)】
中華シャオチー(軽食)博物館、別名「万豊軽食城」は、北京市豊台区万豊路306番にある。所蔵されている文化財約1千点の中には、清代の描金刀馬人堤盆(携行用食器)をはじめ、各年代の食器、調理器具、老舗の看板などの逸品が揃っており、来場者は、中華料理の素晴らしさと民間飲食文化を堪能することができる。