中国聯通(チャイナユニコム)は5月1日から国際データローミング料金を全面的に引き下げ、基本料金を5元(1元は約19.3円)にする。香港・澳門(マカオ)・台湾地区、シンガポール、マレーシア、タイ、日本、韓国、オーストラリア、英国、フランス、ドイツ、ロシア、米国、カナダ、ブラジルなど、アジア、欧州、アメリカ大陸の80を超える国・地域との通信が値下げの対象となる。聯通によると、この料金設定は対象国・地域に出かけるすべてのユーザーに適用される基本のデータローミング料金であり、個別の申し込みは不要だ。対象国・地域を5メガバイト(MB)グループと3MBグループに分け、通信料金は自動的に加算されるようにし、一日あたり最大で16回まで加算が可能だ。5MBまたは3MBまでの通信量であれば5元とし、料金が80元を超えた場合は、ネットワーク通信が自動で一時的に停止し、天井知らずの高額のローミング料金にならないようにする。同じ通信量の料金を比較すると、調整後の新料金はこれまでの料金に比べ80%以上安くなっている。北京青年報が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年5月1日