国際銀行間通信協会(SWIFT)の4日の報告によると、カナダでは人民元決済支払業務が大きく拡大している。カナダから中国大陸部と香港地区への支払いでは、人民元が2番めによく使われる通貨となっている。経済参考報が伝えた。
SWIFT報告によると、カナダでの人民元支払価値は2013年3月から2015年3月までに213%増えた。人民元支払価値の世界ランキングでカナダは15位につけている(中国大陸部と香港は含まない)。
今年3月のカナダと中国大陸部・香港地区との直接支払いでは、10.2%が人民元で支払われた。人民元は、カナダから中国大陸部と香港地区への支払いで、カナダドルに次いで最もよく使われる通貨となっている。
報告によると、人民元は世界第5の支払い通貨で、世界の支払い総額に占める割合は2.03%。人民元の支払価値は今年3月、前月比33.5%の上昇となった。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年5月7日