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ソウル市、植民地解放70年を記念し慰安婦像建立へ

人民網日本語版 2015年05月08日14:57
米国会議事堂前での抗議デモに参加した韓国人元慰安婦の李容洙さん(87)。「私は、日本による侵略史の生き証人だ。私が生きている間に、安倍首相から謝罪の言葉を聞きたい」と李さんは訴えた。

韓国ソウル市は6日、日本による植民地支配解放70周年記念イベントの一環として、旧日本軍による性暴力の被害を受けた慰安婦を象徴する像を、年内に建立すると発表した。日本メディアの報道を引用して中国新聞網が伝えた。

ソウル市や慰安婦支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会(略称:挺対協)」などが立ち上げた建立準備委員会は、設置場所の選定作業を進めており、ソウル市庁舎前の広場など複数の場所が候補地として挙がっている。ソウル市は、8月12日に市庁舎で記念行事を開催、慰安婦も参加する予定という。

一方、挺対協の尹美香・常任代表は6日、挺対協と朝鮮「朝鮮日本軍性的奴隷及び強制連行被害者補償対策委員会」がすでに、慰安婦問題合同対策に関して話し合ったことを明らかにした。韓国政府は1日、「南北の民間団体による活発な交流活動を支援していく」との方針を表明しており、上述の話し合いが、この方針の実施に向けた一歩だと捉えることができる。

挺対協は2011年、ソウルの日本大使館前に慰安婦を象徴する少女像を設置、日本政府が撤去を求めたという経緯がある。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年5月8日

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