読売新聞の21日付記事によると、第2次大戦時の日本軍慰安婦問題についての籾井勝人NHK会長の今年初めの発言をめぐり、NHKの退職者有志は同日、会長に対する辞任勧告または罷免を求める申し入れ書と、呼びかけ人と賛同者計1500人余りの名簿を経営委員会に提出した。
籾井氏は1月25日に第2次大戦時の日本軍慰安婦問題について「どこの国にもあった」と発言したことで、直ちに国内外の強い批判にさらされた。籾井氏は1月31日の衆議院予算委員会でわびたものの、公共放送としてのNHKの中立性に籾井会長が影響を与えることを懸念する有識者が少なくない。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月22日