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台湾人元慰安婦が語る「いのちの物語」

人民網日本語版 2014年12月08日14:26

台北剥皮寮旧市街で、「真心を抱いて-台湾人元慰安婦による『いのちの物語』特別展」がこのほど開幕した。同展は、「世界人権デー」の今月10日まで開かれている。台湾人元慰安婦の苦難に満ちた人生経歴が、写真や文章、ビデオによって紹介された。

同展は、台湾婦女救援基金会の主催による。運営長を務める康淑華氏は、次の通り語った。

第二次世界大戦中、日本政府は、日本人兵士に「性的サービス」を提供させる目的で、中国大陸部、台湾、韓国、フィリピンなど多くの国・地域から、誘拐あるいは強制という手段によって数十万の女性を戦地に送り込んだ。このうち被害に遭った台湾人女性は2千人を上回った。台湾当局は1992年、慰安婦問題に対処するための特別機関を立ち上げ、台湾人元慰安婦に生活支援手当を支給すると同時に、外国政府を相手取った損害賠償請求を支援した。今までに、日本政府に訴えを起こした計9人の元慰安婦を支援したが、残念なことに、結果はすべて敗訴に終わった。当時、元慰安婦と認定されていた48人のうち、今も健在なのは5人だけになり、平均年齢は90歳を超えた。我々は、歴史を風化させないためにドキュメンタリー映画を制作し、また、他の国・地域と協力して、日本政府が歴史の真相を認め、過去の過ちについて謝罪するように計らっていきたい。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年12月8日


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