日本銀行(中央銀行)が7日に発表したデータによると、同行が市場の流動性への資金注入を大幅に増やしたため、今年4月末現在の日本のマネタリーベースは前年同月比35.6%増加して305兆8800億円に上り、9カ月連続で記録を更新した。新華社が伝えた。
日本のマネタリーベースが300兆円の大台を突破したのは今回が初めてのこと。データによると、日銀の銀行からの金融資産買い入れが大幅に増加したため、4月末現在、日本の金融機関の普通預金預け入れ残高は同57.1%増加して210兆2200億円に上った。ここから、日本の商業銀行および金融機関の手元にあって自由に使える資金が急速に増えたことがわかる。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年5月8日