M8.1の地震が発生したネパールに、世界から注目が集まっている。大規模な震災発生後の救援活動は、最も重要かつ困難な取り組みとなる。2013年4月に四川省蘆山県で発生した地震の救援活動および震災後の調査活動において、中国科学院瀋陽自動化研究所が開発した2種類のレスキューロボットが大活躍し、救援隊員による救援活動に貢献した。人民日報が伝えた。
まずは瓦礫の中の人命救援に用いられる、変形可能なロボットだ。このロボットは瓦礫の内部に入り、赤外線カメラ、音響センサを使い瓦礫内の画像や音声情報をリアルタイムで伝送し、救援隊員に生存者の位置と周辺環境を迅速に伝える。同ロボットはまた、救援活動のルート案内が可能だ。蘆山地震の救援活動において、同ロボットと人命探査ロボットは被災地で、典型的な各種環境における捜索・調査活動を実施し、10キロを走行し、20数カ所の瓦礫の環境調査を実施した。
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