日本の駅周辺で、カフェを見かけないことはまずない。カフェは本来コーヒーを楽しむ場所であるが、日本人に言わせると、カフェは自分の家の延長のようなもので、家に似て非なるものであるらしい。日本人には他人の家へ出掛けて世間話をするような習慣は殆ど無く、何か話があるときには、「カフェに出かけて話しましょう」と伝える。また、これはとても普通のことである。日本では、個人の空間は秘密の場所であり、人と人が接するときは公共の場所に限られるのだ。>>
カフェは日本人のこころの聖地とも言える。ここでは日本のユニークなカフェを紹介したい。
メイド喫茶>>
魅力点:メイド服姿のメイドに扮したウェイトレス、主人としての待遇
メイド喫茶とは、コスプレ系飲食店の一種であり、主に日本に展開し存在する喫茶店の一種である。メイド喫茶の店舗内では、メイド服姿のメイドに扮したウェイトレスが、邸宅の使用人のように振舞い、客はその主人としての待遇を受ける。
日本におけるメイド喫茶の広がりと共に、中国・韓国・タイ・フィリピン・カンボジア・チェコスロバキア・メキシコ・カナダ・アメリカなど諸外国でも、同じ様な業態の店が開店している。