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外交部、米艦の南中国海航行について「関係海空域を引き続き監視」

人民網日本語版 2015年05月14日13:16

 外交部(外務省)の華春瑩報道官は13日の定例記者会見で、南威島近くを航行中の米沿海域戦闘艦が中国海軍の護衛艦に監視されたとの米側の発言について「中国側は断固たる措置を講じて国家の主権と安全を守り、引き続き関係海空域の状況を監視し、中国の主権を侵害し、国の安全を脅かすいかなる行為にも対処する」と述べた。

 また「米高官は12日、中国が最近埋め立てを行っている南中国海の島や礁から12海里以内の海域に軍艦や軍用機を派遣して、世界貿易にとって重要な海域における航行の自由を証明することをカーター米国防長官が検討していると述べた。これは南中国海での影響力拡大に向けた中国の努力に挑戦するもので、『航行の自由』という米軍の一貫した主張に一致すると報じられている。これについてコメントは」との質問には「米側の発言に重大な懸念を表明する。米側は明確に説明する必要がある」と指摘。「中国側は一貫して南中国海の航行の自由を主張しているが、これは外国の軍艦や軍用機が他国の領海、領空に意のままに入れるという意味では断じてない。中国は領土主権を断固として守る」「言動を慎み、いかなる冒険行為、挑発行為もせず、地域の平和と安定を維持するよう関係方面に要求する」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年5月14日

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