「ネットワークの通信速度を引き上げ、通信料金を引き下げる」ことが提唱されてから約1カ月がった。李克強総理は13日に国務院常務会議を開催し、高速ブロードバンドネットワークの構築を加速させ、通信速度の向上と通信料金の低下に向けた措置を促進して、起業や革新、国民生活の改善を後押しすることを確定した。「新京報」が伝えた。
会議では、高速ブロードバンドネットワークの建設を加速させ、通信速度の向上と通信料金の低下を促進することが、国民生活の改善につながり、起業・革新コストを引き下げ、「インターネットプラス」の動きを力強く支えることにもつながり、有効な投資と商品を牽引し、発展の新エネルギーを育成することになると指摘された。また通信速度向上と通信料金低下に向けた5つの措置が確定された。
李総理は、「ネットの接続料金と通信料金の引き下げは政府が決定することではなく、『下げないわけにはいかない』という市場の選択だ。企業が料金を引き下げれば、事実として通信量の消費の伸びを後押しし、薄利多売を実現し、最終的には企業の営業利益を引き上げることになる」と指摘した。
李総理の説明によると、「今、情報のインフラ建設を加速的に推進すれば、一方では投資を牽引し、安定成長を促進することにつながり、また一方では『インターネットプラス』を発展させ、大衆による起業・革新を推進する上で有力な支援を提供することになる」という。
また李総理は最後に、「ネットの通信速度を引き上げ、通信料金を引き下げるには、工業・情報化部(工業・情報化省)と通信プロバイダーの絶え間ぬ努力が必要なだけでなく、関連部門が力を合わせて協力し、電気通信企業に良好なビジネス環境を提供し、最終的には数億人に上るネットユーザーに利便性を提供することが必要になる」と強く訴えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年5月14日
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