国家統計局はこのほど全国31省・自治区・直轄市の4月の消費者物価指数(CPI)のデータを発表した。それによると、25省区市でCPI上昇率が前月を上回り、全国平均を超えたところは16省区市に上った。中国新聞網が伝えた。
▽平均以上は16省区市
同データによると、4月のCPIは前年同月比1.5%上昇し、上昇率は3月を0.1ポイント上回った。CPI上昇率は3カ月連続で「1%台の時代」を迎えている。
全国平均との比較では、青海省、北京市など16省区市で上昇率が全国平均を上回った。甘粛省、重慶市、海南省、江西省の上昇率は全国平均並みだった。
31省区市のうち、上昇率が最も大きかったのは青海省で3.4%に達し、全国で唯一3%台を達成した省区市となった。最低は新疆維吾爾(ウイグル)自治区でわずか0.2%だった。