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中国伝統文化に魅了される日本人女子大生 漢服もオーダーメード

人民網日本語版 2015年05月19日13:55

漢服を着て歴代帝王廟で行われた射礼に参加した加藤さん

4月5日、北京の歴代帝王廟の中央にある景德崇聖殿の前で、中国伝統衣装の漢服を着て、頭にはかんざしを挿した日本人女性・加藤亜彩さん(24)の姿があった。清明節(日本の盆に当たる)だった同日、歴代帝王廟では射儀・射礼(じゃらい)や漢服を披露するイベントが開催されており、加藤さんはその司会者。時代によって異なる漢服の名称や特徴を、スラスラと中国語で紹介していた。「中国ファン」の加藤さんは現在、中国人民大学哲学院(北京)で中国哲学を専攻している。人民日報海外版が報じた。

岐阜県多治見市出身の加藤さんは、中国伝統文化の大ファン。中国で勉強するために、愛知大学の現代中国学部で勉強し、1年生の時から中国語の勉強を始めた。そして、ついに交換留学生として中国人民大学哲学院に1年留学する機会も得た。加藤さんが中国に興味を持つようになったのは、子供の頃に小説の「十二国記」と「彩雲国物語」を読んだのがきっかけで、中国は神秘的で、おもしろい国だと思うようになったという。

「中国は古代から『衣冠の国』と称され、漢服は中国の伝統の結晶。とても魅力がある。今年4月に、500元(約9500円)で漢服の一種・襖裙をオーダーメードした。なにかイベントがあるたびに着ている。どの時代の漢服もきれいけど、唐代(618- 907年)の漢服が特に好き」と加藤さん。


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