トイレの便座から炊飯器まで、日本製品が中国人の間で大人気だ。日本百貨店協会が発表した最新の情報によると、4月の日本の百貨店の売上高は前年同月比13.7%増加して、197億円(約10億1300万元)に達した。同協会の井出陽一郎専務理事は、「5月前半の売り上げは約8%のペースで増加した」と話す。「北京商報」が伝えた。
国や地域別にみると、日本の百貨店の売上増加を後押しした主力はアジアの消費者で、中国大陸部がトップ、以下、台湾地区、香港地区、タイが続いた。商品別にみると、消費税率引き上げの影響が大きかった美術品、ジュエリー、金・貴金属製品の売り上げが同77.3%増加し、家具や家電製品などの家庭用品も同16.1%増加し、13カ月ぶりのプラスとなった。消費増税の影響が小さい食品の売り上げは同2.9%増加。また海外の高級ブランド製品や化粧品の売り上げが伸びたほか、日本ブランドのウイスキーも好調な売れ行きを示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年5月21日