中露合同軍事演習「海上連合-2015(Ⅰ)」は現地時間18日午前に第三段階に入り、「遠洋海上輸送安全維持行動」を地中海北東部海域で展開した。軍事専門家の梁芳氏は人民網の取材に「今回の軍事演習は、中国海軍が遠洋に行って国益を守る能力をすでに備えていることを物語っている。西側がどう見ようと、中露は今後引き続き相互信頼を強化し、双方間の協力・ウィンウィンを促進し、アジア太平洋さらには世界の平和を守るためにしかるべき貢献を果たすべきだ」と指摘した。
梁氏は「今回の中露合同軍事演習は両国間の通常の取り決めであり、演習地点に中国から遠い地中海を選択したことは、中国海軍が遠洋に行って軍事演習を行い、国益を守る実力をすでに備えていることを物語っている。今回中露双方共に各自の最良の艦船を海上防御、海上補給、海上護送などの演習に派遣したことは、中国海軍が遠洋でこうした任務を遂行する能力を備えるとともに、ロシア海軍と連携して任務を遂行できるということを物語っている」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年5月22日