韓国の百貨店は、今こぞって、彼らにとって「最上客」である中国の「80後(1980年代生まれ)」に顧客ターゲットを絞ってマーケティングを展開している。韓国メディアの報道を引用して参考消息網が報じた。
韓国・朝鮮日報(電子版)の21日付報道によると、韓国旅行で人気のショッピングスポットである東大門一帯に集まる1990年代生まれの20代の観光客とは異なり、1980年代生まれは、百貨店でショッピングする方を好む。1980年代生まれは、自分のものを買う時はもちろん、子供のための買物についても、金に糸目をつけない。彼らは、中国人観光客の中で最も購買力が高い人々と言えよう。
新世界百貨は、1980年代生まれの人気ブロガー5人を百貨店視察ツアーに招待した。5人は、今月21日から24日まで、ソウルとプサンにあるグループ百貨店を訪問、視察する。両都市での滞在ホテルは、高級のウェスティン・チョースンとウェスティン・チョースンビーチだ。
ロッテ百貨店も遅れを取っていない。6月初旬、ソウル小公洞にある本店で、幼い子供を持つ1980年代生まれの母親をターゲットとして、「パンダ展示会」などの大型イベントを開催する。ヒュンダイ(現代)百貨店も、美容整形手術のために江南を訪れる20代後半から30代前半の中国人女性を狙い、豪華ハイヤーによる送迎サービスなどを強化している。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年5月22日