習近平総書記「チャンスを捉えて第13次五カ年計画を系統的に策定」 (2)

　「経済成長を維持する措置と方法を深く研究し、経済と社会の持続的で健全な発展を制約する重大な問題の解決に力を入れ、成長の潜在力を掘り起こし、発展の原動力を育成し、発展の優勢を十分に育成し、発展の余地を拡大し、経済規模を押し上げる必要がある。経済発展方式の転換をめぐり、経済発展の質と効率の向上を中心として堅持し、経済成長の投資・輸出による牽引から消費・投資・輸出の調和ある牽引への転換を促し、第2次産業による牽引から第1次産業、第2次産業、第3次産業の協同牽引への転換を促し、物質資源消費増加型から科学技術進歩・労働者の質の向上・経営革新型への転換を促す必要がある」と指摘した。

　習総書記はまた「産業構造の最適化と高度化は中国経済の総合競争力を高めるうえで鍵となる措置だ。従来型産業の改造・高度化を加速し、情報化と工業化の深い融合を深く推し進め、戦略的新興産業の育成に力を入れ、サービス業、特に現代サービス業を大々的に発展させ、新たな業態、ビジネスモデルを積極的に育成し、現代産業発展の新システムを構築する必要がある。総合国力競争はつまるところイノベーションの競争だ。イノベーション駆動型発展戦略を踏み込んで実施し、科学技術、産業、企業、市場、製品、業態、経営のイノベーションを推し進め、イノベーションを主要な先導、支えとする経済システムと発展モデルの形成を加速する必要がある」と強調した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2015年5月29日