中国物流・調達連合会と国家統計局サービス業調査センターがこのほど発表したところによると、今年5月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.2%で、前月に比べ0.1ポイント上昇した。
12項目の個別指数をみると、原材料在庫指数は前月並みで、完成品在庫指数、輸入指数、生産経営活動予想指数は低下し、生産指数、新規受注指数、受注残指数、調達量指数、購入価格指数、従業員指数などは上昇した。購入価格指数の上昇幅が1ポイントを超えて目を引いた。ここから経済成長が低下傾向から安定傾向へと移る様子がうかがえる。
5月の生産指数は52.9%で、同0.3ポイント上昇した。企業の規模別にみると、大規模企業の生産指数は53.5%、中規模企業は54.2%で、いずれも好況と不況の分岐点となる50%を超えた。小規模企業は50%に届かず、47.7%だった。新規受注指数は50.6%で、同0.4ポイント上昇した。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年6月2日