協会について説明する東京北京国際文化交流協会の李晨会長
中日友好を促進し、中日両国の首都である北京と東京間の文化交流を深めることを目的に設立された「東京北京国際文化交流協会」(TBICC)の設立記念式典が6日、東京日中友好会館で行われた。在日本中国大使館文化部の欧陽安一等書記官、中国留日同学総会の汪先恩会長、宮本雄二・元駐中国大使の金子肇特別補佐、日中友好協会理事長の白西伸一郎氏らが出席し、あいさつした。人民網が伝えた。
「東京北京国際文化交流協会」の李晨会長は、「中日両国政府レベルや民間交流が増加するのに伴い、両国関係も改善の兆しを見せつつある」として、習近平国家主席が先月23日に人民大会堂で行われた「中日観光文化交流の夕べ」に出席した際に発表した重要講演の中で、『中日友好の基礎は民間にある。中日関係の前途は両国の人々の手に委ねられている。中国政府は両国の民間交流を支持し、両国の各界関係者、特に若い世代が中日友好事業に積極的に身を投じることを奨励し、両国の青年が友好の信念を固め、積極的な行動を採ることを期待している』と指摘した言葉を引用し、「協会の設立はまさにこの指示を積極的に実践したものであり、歴史の潮流や両国民の友好交流の願いに従ったものだ」と紹介した。