今流れている動画は、日本の著名なアニメ監督、小島正幸監督による初の中日合作アニメーション映画「チベット犬物語」(中国題:藏獒多吉)だ。知っているだろうか?この映画に登場する10歳の少年の声を担当しているのは、なんと北京出身の中国人女性なのだ。この女性の名前は、劉婧犖さん(30)。劉さんは、日本アニメ界で初のプロとして活躍する中国人声優だ。中国新聞網が伝えた。
アニメ映画「チベット犬物語」は、劉さんがプロの声優になって初めて参加する商業アニメ大作だ。アニメ界の著名な監督から主人公の声に抜擢されたことを、劉さんは非常に幸運だと感じている。しかし、それと同時に大きなプレッシャーを感じていることも率直に明かした。
「アフレコ中はミスを犯してはならない。チャンスは1回限りだ。声優はこの一言に自分の全感情を注ぎこむ。それは、まるで本当に生命を燃やすような感覚だ。全身全霊で役を演じると同時に、さまざまな点にも注意しなければならない。ページをめくる音を出してはならないし、別の人とマイクを奪い合ってはならない」と劉さん。