先日、寧波の女性が日本での旅行中の出来事を描いた18枚のスケッチをネットにアップしたところ、大きな反響を呼び、「旅行ガイドブック」として整理してほしいという声まで上がった。
20日、記者はこの18枚のスケッチの作者、馬意娜(マー・イーナー)さんを見つけた。彼女はこどもお絵描き教室の先生だった。母親が写真で子どもの成長する記録することが多い昨今だが、馬さんはこれまで家族の成長をすべて絵で捉えてきた。
馬さんは今年中国美術学院卒業10年目を迎える。「私はとにかく絵を描くのが好きで、小さい頃からずっとクラスの美術の授業の代表だった。家の壁は私の絵で埋め尽くされ、幸い両親も寛容でそれを咎めることもなく、私は絵描きを楽しみ続けることができた」と馬さん。
卒業後北京での発展の道を選んだ馬さんだが、アーティストになるという夢は現実に打ち砕かれ、今は寧波に戻って結婚、こどもを授かり、こどもお絵描き教室の先生として穏やかに暮らしている。
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