中国核工業集団公司は16日に福建省福清市で国産第3世代原子炉技術「華竜1号」の技術説明会を行い、世界の業界に対して同技術をアピールした。英国、米国、フランスなどの多くの国の専門家・代表者が、中国の設備製造業の発展と優位性、資金面の国際協力の将来性、原発技術の発展の方向性などについて交流した。彼らは中国の原発技術、「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)の生産能力をめぐる業務提携の将来性に期待を示した。新華社が伝えた。
世界原子力協会の統計データによると、世界で建設・計画中の原子炉の総工費は1兆2000億ドルに達する。華竜1号の技術の発展に伴い、中国と海外の原発を巡る協力には、大きな可能性がもたらされる。華竜1号のモデルプロジェクト・福清原発5号機が正式に着工された。中国は米国、フランス、ロシアに続き、国産第3世代原子炉技術を手にした国になった。中国は正式に、先進的な原発技術を有する国の仲間入りを果たした。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月18日