○後悔は避けられないことではない
人民日報もこのほど、「大学で最も後悔していること」16項目をまとめ、ネットユーザーから共感を得た。「ちゃんと勉強しなかったこと」、「1度も恋愛をしなかったこと」、「青春を思い切り楽しまなかったこと」のほかに、「卒業旅行に行けなかったこと」、「両親が期待するほど、実家に帰ることができなかったこと」や、「割引ができる学生証を持って展示会や観光に行かなかった」などが挙がった。
今回の調査結果を見た浙江師範大学学生センターの尹浩氷副センター長は、「大学の四年間は、人生の中で最も素晴らしく最も印象深い青春時代にあたる。充実した毎日を過ごしていた人にとっても、残念なことがいっぱい残っている人にとっても、何十年後かに振り返ってみたら、きっと大切な思い出がいっぱいある」と語った。
尹副センター長はまた、「いくつかの後悔は避けることができる」とし、以下のようにアドバイスした。
一部の学生は、大学という全く新しい環境に馴染めず、未来の生活や勉強の目標も立てずにその日暮らしをしている。また、一部の学生はネットに依存し、「うつむき族」となり、図書館にも行かず、人付き合いも少ない。さらに、一部の学生は勉強以外何もできない「社交音痴」で、社会団体やサークルに自主参加することもない。
実は、大学という所は、勉強の場所であるとともに、人と付き合う能力を育てる場所でもある。まだ卒業していない学生たちは、できるだけ早めに大学生活の全体的なプランニングをし、卒業する時に後悔しないよう努力しなければならない。(編集SC)
「人民網日本語版」2015年6月25日