2015年6月30日  
 

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外交部、日本は南中国海問題で地域情勢の緊張を引き起こしている

人民網日本語版 2015年06月30日11:19

 外交部(外務省)の華春瑩報道官は29日の定例記者会見で「最近日本は一連のネガティブな動きを見せている。国内では安全保障政策の変更を加速し、憲法改正と軍拡を推進している。また、南中国海問題では地域情勢の緊張を誇張し、引き起こしている」と表明した。

 ――日本の週刊誌はこのほど、安倍晋三首相が6月初めに各メディアトップとの非公開の会談で、日本の安保法制改革は南中国海の中国を念頭に置いたものだと述べたと報じた。メディアは安倍首相は中国を自衛隊と米軍の仮想敵国と見なしていると論評した。これについてコメントは。

 報道に留意している。もし報道内容が事実なら、日本側は真剣な説明と釈明をすべきだ。確かにわれわれは最近日本が一連のネガティブな動きを見せているのを目にしている。国内では安全保障政策の変更を加速し、憲法改正と軍拡を推進している。また、南中国海問題では地域の緊張を誇張し、引き起こしている。日本側のこうしたネガティブな動きおよびその背後の真の意図に、人々は強く警戒している。

 歴史的原因から、軍事・安全保障分野の日本側の動向をアジア近隣諸国と国際社会は強く注視している。緊張を誇張し、対立を煽動する日本国内のいかなる言動も世界の平和と発展の潮流に背き、人々から支持されないのであり、平和を愛する全ての人々から反対され、強く非難されるのも必至だ。

 歴史がすでに証明しているように、身の程知らずに、どさくさにまぎれて利益を得て、火中の栗を拾おうとする者は、結局は自分が悪い結果を被り、災いが自らに跳ね返るだけだ。歴史の教訓をしっかりと汲み取り、引き続き平和的発展の道を歩み、軍事・安全保障分野で慎重に事を運び、同じ過ちを繰り返さないよう日本側に促す。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年6月30日

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