劉奇葆中央書記処書記兼中央宣伝部長は6月25~27日、ロシア大統領府の招待で中国共産党代表団を率いて訪露し、サンクトペテルブルクでロシア大統領府のグロモフ副長官との会談や中露メディアフォーラムへの出席などを行った。
劉氏は中露メディアフォーラムで基調講演。「中露両国は互いに重要な発展のチャンスを提供し、互いを主要な優先的パートナーとする新たな段階に入っている。両国メディアは協力・相互信頼の理念を堅持し、交流・協力を深化し、共同で包括的・戦略的協力パートナーシップを後押しし、シルクロード経済ベルトとユーラシア経済連合の連結協力に貢献し、第2次世界大戦の勝利の成果と国際正義を守り、両国の文化交流・相互参考を促進し、積極的情報、友好的情報をより多く相手側に伝え、客観的声、プラス面の声をより多く世界に伝えるべきだ」と述べた。
劉氏はロシアの中国研究者とも懇談し、ロシアの中国研究の状況について深く聴取し、意見や提案を聞いた。劉氏は中国研究者に対して「踏み込んで研究・解説し、中華文化を積極的に発信し、持続的に中国の夢を注視し、幅広く説明し続け、中露文化交流の推進、両国民の友情の深化に新たな貢献を果たしてほしい」と述べた。
劉氏は中国をロシアに紹介する活動の開幕式への出席、サンクトペテルブルク国立経済大学「中国館」の除幕、抗日戦争での中露の連携を紹介する写真展の見学、イタルタス通信サンクトペテルブルク支局の見学、ポルタフチェンコ市長との会談も行った。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月29日