色の濃い服はUVカットの機能を持ち、色の浅い服よりも効果的だ。特に白く眩しい綿性の衣料品には、往々にして蛍光増白剤が含まれており、有害な紫外線を無防備な顔に反射する。
業界関係者によると、昨年発表された新たな国家基準「紡績品紫外線防止性能の評定」には、次のように規定されている。紫外線保護指数(UPF)が40を上回り、かつ紫外線A波(UVA)の透過率が5%を下回る場合、紫外線防止製品と呼ぶことができる。従来の加工技術でUVカットと防水の性能を実現するためには、生地にコーティングを行う必要があった。だがコーティングされていれば、衣料品の通気性と軽さが損なわれる。しかし技術の改善に伴い、二酸化チタンを繊維に塗り服を作れるようになった。
現在人気のある低価格のUVカット衣料品はデザインが優れており、直射日光を遮る効果があるが、通気性が悪い。また日焼け防止剤をまったく用いていないので、紫外線を遮ることができない。これは単なるウインドブレーカーのようなものであり、その効果は一般的な長袖の衣料品と大差ない。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月3日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386