スマートフォンは一定期間ごとに、ハード面が一斉にアップグレードする時期を迎える。スマホメーカーがこのほど集中的に発表した新製品を見ると、指紋認証が少数のフラグシップモデルの機能から、ミドル・ハイエンド機種の標準機能になったことが分かる。京華時報が伝えた。
国産携帯電話の指紋認証のブームは、ファーウェイの「Mate7」に始まる。ファーウェイが発表した新たなフラグシップモデル「栄耀7」も、指紋認証を2000元前後(1元は約20円)の価格帯の製品に搭載した。中国携帯メーカー「Meizu(魅族)」の新たなフラグシップモデル「MX5」も、指紋認証を搭載した新機種だ。同じくフルメタルボディ、2070万画素カメラを搭載したMX5の価格は栄耀7を下回り、16G版は1799元、32G版は1999元、64G版は2399元。
上述した国産2機種のほか、間もなく市場に進出するIT界の新勢力である奇酷とZUKも、製品に指紋認証機能を必ず搭載すると発表した。
この流れを見ると、今年下半期の新製品発売より、指紋認証機能を持つ携帯電話の価格帯が、3000元から2000元以下に下がることが分かる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月7日