レノボのテクノロジーイベント「Lenovo Tech World 2015」が28日午前、北京国家会議センターで開かれた。マイクロソフトのサトヤ・ナデラCEO、インテルのブライアン・クルザニッチCEO、百度の李彦宏CEOを含む業界内の有名人が特別ゲストとして登壇し、レノボ・グループの楊元慶CEO兼会長と議論した。環球網が伝えた。
レノボの画期的で革新的な製品を発表する同イベントでは、有名ピアニストの郎朗氏が登場し、ピアノを演奏する一幕があった。ただし演奏に使われたのは本物のピアノではなく、デスクに投影された仮想鍵盤だった。仮想鍵盤を投影したのは、レノボの新型スマホ「Smart Cast」だ。同スマホにはレーザープロジェクタと赤外線モーションディテクターが内蔵されており、ユーザーはスマホの画面をどこにでも投影でき、投影された画面をタッチするだけで入力などの操作が可能となる。
楊CEOによると、この携帯電話は「Padモード」を使うことで、卓上に巨大な仮想タッチスクリーンを投影することができる。キーボードによる入力、ジェスチャーによるゲームが可能だ。さらに直接投影モードによって、すべての壁を巨大スクリーンとすることが可能で、動画観賞、スピーチ、ゲームに利用できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月29日