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日本が「投げた」ダイヤを中国・インドが争って「拾う」 (3)

人民網日本語版 2015年07月15日08:19

最近、翡翠や金といった伝統的なジュエリーに代わり、ダイヤが中国人の新たな人気ジュエリーになった・これまで卸売業務が中心だった「ジュエリータウン」東京・御徒町では、中国人観光客が次々にやって来てジュエリーショップに足を運ぶ。こうした光景は5年前からみられるようになり、今では御徒町を訪れる人の約半分が中国人だ。中国人は1カラット以上の大粒ダイヤを求める人が多く、1回の買い物で300万円以上使う人も少なくない。

インド人のジュエリー好きは世界的に有名だ。インドの会社2社が日本から来た10カラットの中古ダイヤをオークションで争い、最終的に3500万円で落札したという話がある。インドの実業家が価格1億2千万円のダイヤを競り落とした後、ビニール袋に無造作に放り込んで悠々とその場を後にしたというエピソードもある。

インド系ダイヤ商人のパンダリさん(24歳)は、「毎月4回、日本で調達するダイヤは、インドのムンバイか香港地区に持っていく。同じ品質のダイヤが、日本の中古ならインドよりも15%安く買える」と話す。世界に流通するダイヤの85%はインドで最終加工したもので、ムンバイの労働者のうち、少なくとも半分がダイヤ加工職人だ。日本の中古ダイヤはここで世界最先端の計器によって測定され、最新のデザインにカットされ、研磨されると、その多くは値段がたちまち元の数倍にも跳ね上がる。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年7月15日


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