2015年7月16日  
 

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北京の南鑼鼓巷里でショップを開く外国人達 (2)

人民網日本語版 2015年07月16日14:53

小ぢんまりした同男性の店に対し、「創可貼(Plastered)8」は、海外でも広く知られるTシャツショップで、多くの中国人観光客も噂を聞いてやってくる。2006年、英国人のドミニックさんが中国人デザイナー数人や女性スタッフと共に、同ショップをオープンさせた。

ドミニックさんによると、「駅台地鉄票」や「宮保鶏丁」などの漢字や絵柄は、北京の独特の文化を代表しており、外国人をも引き付ける。北京文化と中国文化を融合させた商品を作るのが鍵という。ドミニックさんの隣人である店員の康さんは、「胡同に住んでいる人同士はお互いよく知っており、ドミニックさんはそれらの人と会話している時にインスピレーションを得る。同じような店が多いけど、当店の商品には特徴があり、観光客に人気となっている」と話す。

店の外からはシンプルで個性的なアルパカが見えるだけであるものの、多くの外国人観光客が入っていく。中に入ると、英語を話せる店員ばかりで、購入もスムーズ。数分でパンダがプリントされた3DカードやTシャツを買ったある観光客は、「この店の服はとてもおもしろい。プリントされている漢字は分からないけど、探していた典型的な中国の要素」と、興奮気味に買ったばかりのTシャツを見せてくれた。自分の分と、子供のお土産を買ったという。

同じくオリジナルグッズ店「NLGX」は、古新聞を特殊圧縮加工して作ったリュックを販売するエコ路線の店。ドイツ人デザイナーが米国人の友人と開いた店で、「NLGX」という名前は、「南鑼鼓巷」のローマ字表記の頭文字を取っている。「NLGX」の近くに、フランス人が開いたスイーツ店があり、あまい香りに観光客が引き込まれていくようだった。

南鑼鼓巷でさまざまなオリジナル商品を販売している外国人からは、北京への思いがあふれ出しており、そこに溶け込んでいた。また、その商品も北京の文化の一部となり、海外へと発信されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年7月16日 


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