中国日報網、広東省湛江市人民政府共催による第15回中国インターネットメディアフォーラムが17日、湛江市で開催された。本フォーラムのテーマは「1ベルト・1ロード、インターネットの先行」。閉幕式において、中国日報網の韓蕾・総編集長は本フォーラムの重要な成果である「湛江宣言」を読み上げた。人民網が伝えた。
「宣言」において、各メディアは次のような共通認識に達した。
まず、「1ベルト・1ロード」におけるプラスエネルギーを伝え、友好と相互信頼を増進させる役割を発揮すること。多元化、現地化、分衆化報道を展開し、報道方法と情報発信プラットフォームのイノベーションを図り、「1ベルト・1ロード」における「中国の物語」や「地域の物語」、「世界の物語」を真実に基づき精確に伝え、互恵ウィンウィンのシルクロード理念を伝える。
次に、地域における交流と協力の推進者となり、メディアの地域間の協力を深めていくこと。中国と沿線国家のメディアがインターネットと新メディアを利用した協力プラットフォームの構築を積極的に進め、情報運用、域外取材、業務研究、人員交流、新技術、新応用といった分野での交流、協力のレベルを絶えず高める。
そして、民衆同士の交流の牽引者となること。各国メディアと手を携えて、モバイル端末、ソーシャルメディアの発信力の優位性を活かし、積極的に議題を設け、オンライン・オフラインの交流活動を組織し、沿線国家および地域の十数億というネットユーザーおよびその力と知恵を動員し、「1ベルト・1ロード」構築のプロセスに主動的に参与するよう促す。
「宣言」では、参加メディアが協力してシルクロード物語を発信していくよう呼びかけ、また、シルクロード文化を世界のより多くの地域の人々に伝え、「デジタルシルクロード」を形成し、中国と沿線国家の交流を促し、心と心を結ぶ橋渡しの役割を果たすよう呼びかけた。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年7月19日