彼女の映画は強烈な女性的な直観力と個人的な感性を持ち合わせると同時に、彼女自身に関係があるドキュメンタリー映画でもある。「かたつむり」「につつまれて」の日本の山形国際映画祭での受賞から始まり、お婆さんの人生最後の貴重な時間を描いた「塵」まで、彼女は自身や家族に向けてカメラをまわし、観客は映像を通して彼女の10代から今までを直接見て取ることができる。最後に上映する作品の「玄牝 -げんぴん」は「自然分娩」をテーマにしており、第58回サンセバスティアン国際映画祭の評論家賞を受賞している。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月20日