■常万全国防部長「日本は中国の主権と安全保障上の利益を損なうことをしてはならない」
常部長は「われわれは日本側に対して、歴史の教訓を適切に汲み、アジア近隣諸国の懸念を尊重し、軍事・安全保障分野で慎重に事を運び、中国の主権と安全保障上の利益を損なうこと、地域の平和と安全を脅かすことをしないよう促す...>>>詳細へ
■谷内局長「中国との対話・意思疎通を保ち、意見の相違を適切に処理したい」
谷内局長は、「日本側は中国側と対話や意思疎通を継続し、相手国の意図を正しく理解し、誤った判断や衝突を防ぐことを望んでいる」と述べた。>>>詳細へ
【「試練」か「チャンス」か 鍵を握るのは安倍首相の行動】
安倍首相が谷内局長を中国に派遣して、両国の相互理解を促進したのは前向きな行動だ。だが安倍首相は中日関係におけるいくつかの核心的問題を重視しなければならない。>>>詳細へ
(1)歴史問題が両国関係の発展を長年妨げている。日本側は歴史を鑑として、初めて未来に向かうことができる。
(2)摩擦を短期間で解決するのは困難だが、日本は中国側の利益と懸念を尊重し、溝を管理・コントロールして、一方的な行動によって問題を悪化させることを避けるべきだ。
(3)中日間の4つの基本文書を基礎に戦略的互恵関係を推進し続け、日本側は両国間の「4つの原則的共通認識」を厳格に遵守すべきだ。
(編集LX)
「人民網日本語版」2015年7月20日