中共中央政治局は20日の会議で、中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)を10月に開催することを決定した。中共中央政治局の中央委員会への活動報告、第13次五カ年計画の策定に関する提案の検討などが主要議題となる。習近平中共中央総書記が議長を務める。
会議は「第13次五カ年計画期はややゆとりのある社会の全面的完成にとって決定的な段階であり、第13次五カ年計画はこの奮闘目標をしっかりと押えて策定しなければならない」と指摘。「第13次五カ年計画期の中国の発展の環境、条件、課題、要求などには新たな変化が生じている」として、新たな常態を認識し、新たな常態に適応し、新たな常態を先導し、経済と社会の持続的で健全な発展を維持するには、新たな理念、新たな思考回路、新たな措置が必須だとした。
また「最大多数の人民の根本的利益をしっかりと実現し、守り、発展させることは発展の根本的目的であり、人々の幸福の増進、人の全面的発展の促進を発展の出発点、帰着点としなければならない。経済建設を中心とし続け、実情に基づき、マクロコントロールの方法を革新し、完全なものにし、中高度経済成長を維持し、中高水準へ邁進し、より質の高い、効率的で、公正、持続可能な発展の実現を促さなければならない」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月21日