「悩み聞いてくれるおじいちゃん」
張さんは学部の課程で6年しっかりと勉強し、指導教員の王凱軍さんのお墨付きを得て、修士課程に進んでさらに4年学んだ。
学校では、張さんの知恵やその精神が、おのずと他の学生だけでなく、教師にも影響を与えた。「他の同級生に言えないことでも、私になら言ってくれた」。「90後」(1990年代生まれ)のこれらの大学生にとって、張さんは、「心の内を話せるおじいちゃん」になっていたのだ。授業以外の時間にも、張さんは自分の人生経験を話し、同級生らに啓発を与え、励ましていた。
卒業後も毎日学校に来て、テニスを教える張さんは、授業前になると、暑い日差しの下で、素振りをする。「準備運動。年をとっているので、けがをして他の人に迷惑をかけないようにしなければならない」と張さん。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月22日