中国国産アニメ「雛蜂-BEE」が21日、北京で発表会を開催し、7月23日から中国で放映されるだけでなく、さらに8月15日に日本のアニメ市場に進出することを発表し、国産オリジナルアニメの飛躍に強力なパワーを注入した。中国新聞網が伝えた。
日本の声優が初めて参加し、アランが加わり全面協力
「雛蜂-BEE」は西暦2017年の話で、新世代の軍備競争が始まり、その中で「偵察兵」が新型武器として広く使用されていた。主人公の女性・瑠璃はすぐに偵察兵を退役し、最後の380日間の最後の任務を遂行するストーリーだ。
発表会の際、制作者サイドの董志凌代表はまず舞台の上で国産アニメの栄光の歴史を振り返り、国産アニメ市場の現状に対する自身の考え方と心配を口にした。彼は「多くのアニメ愛好家は低年齢化のシンボルとして非難されているが、この現状は国内のアニメ制作技術の向上に伴い変化が生じている」と語った。このアニメが日本で放映されることに対し彼は「国産オリジナルアニメはより一層輝きを放っている」と続けた。
彼によると「雛蜂-BEE」の制作スタッフはそうそうたる顔ぶれで、李豪凌監督はかつて「中国驚奇先生」「屍兄」(ゾンビブラザー)などの国産オリジナルアニメを手掛けた監督で、吹き替えのディレクターは中国国内で有名な声優の皇貞季氏が担当し、このほかにも山新、洛如菲などの有名な声優が吹き替えを担当し、さらに中国、日本、韓国の優秀なアニメチームが制作に加わっている。現在、「雛蜂-BEE」は日本語PRビデオが日本で公開され、8月15日にネットで放映される。三人の主人公は日本で第一線で活躍中の花沢香菜、折笠富美子、立花慎之介の三人が吹き替えを担当し、日本語の主題歌は日本で活躍する実力派歌手のアランが担当、エンディングテーマの中国語と日本語版は中国で人気の少女グループ「Lunar」が担当する。