舞劇「朱鷺」
▽過密な公演スケジュールをこなす
日本公演に参加した団員たちにとって最も大変だったのは、過密な公演スケジュールだ。1日1回~2回の公演があり、体力的に大きな挑戦となった。群舞の団員は身体の不調や痛みを抱えながらも、毎回の公演を初回公演と思って、中国の芸術作品を精一杯日本の人々に届けた。上海歌舞団の真摯な姿勢は、厳しいことで知られる日本のスタッフも驚いたほどだ。
人々の心をつかむことができれば、その芸術作品は成功したと言える。「朱鷺」は上海文化の海外進出に成功し、日本への上陸を果たしたばかりでなく、日本の観客の心をつかんだ。
日本での公演成功を受けて、ロシア・米国などの商業公演機関からも公演のお誘いがかかっており、「朱鷺」の公演日程は2017年まで埋まっているという。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月11日