楽視網の賈躍亭会長は微博で、「今のアップルは破壊的精神を失って保守派に堕している。まもなくトップの座に別れを告げて衰退に向かうだろう。楽視の現状は弱々しい赤ん坊の時期にあり、権威をうち破ろうとする勇敢な心しか持ち合わせていない。アップルの利用体験は今はまだ最良のものだが、破壊精神を失って保守派に転向したアップルはあとどれくらいトップに居続けられるだろうか。アップルの閉鎖的なクローズドループモデルは産業の発展を阻害し、産業のイノベーションを大幅に抑制し、次世代の真の応用モデルからすでに離れつつある」と指摘した。
だが見落としてはならないのは、国産端末とアップル端末の利益を比較すると開きが依然として非常に大きいことだ。華為の場合、消費者向け事業の2014年の売上高は122億ドル(約1兆5223億円)で前年比30%増加したものの、これはアップルの1四半期の数字の3分の2に過ぎない。
技術の開きは縮まってきたが、国産端末は利益の開きを縮め、乗り越えるという課題に直面している。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年8月12日