天津で危険物を保管している倉庫が爆発する事故が発生した。爆発の中心から500メートルほどの距離にある啓航嘉園団地で清掃作業に携わる人は、「昨晩、寝入ったころに突然爆発音が聞こえ、30秒ほど激しい揺れを感じた。住民たちは全員建物の外に出てきた。団地の建物のガラスは粉々に砕け、エレベーターも壊れた」と、当時の様子を話した。人民網が伝えた。
この団地の9階に住む人は、「爆発は少なくとも2回起こった。最初の爆発で、家の中のガラスが瞬く間に割れ、2回目の爆発が起こると、扉、ドアの枠、防犯ドアが軒並み壊れた。家族全員で避難通路から戸外に逃げた」と話した。 現場を取材した記者によると、団地周辺には鼻を突くような刺激臭が立ち込め、口の中にも非常に苦い感覚が感じられたという。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年8月13日