北京時間12日午後11時半頃、天津市浜海新区にある瑞海公司の危険物を保管する倉庫で大規模な爆発が起きた。この爆発で、現場からわずか数キロの地点にある国家スパコンセンターの建物が被害を受けた。同センターのスパコン「天河1号」には影響が無かったが、安全のため一時的にシャットダウンされることとなった。新華社が伝えた。
センター長の劉光明氏の話によると、爆発の衝撃で、スパコンセンターのガラスが割れ、天井の一部も落ちてきたという。劉センター長とスタッフが直ちに「天河1号」が設置されている部屋に入ったところ、「問題なく稼働している」ことが確認されたが、安全のためシャットダウンした。
国家スパコンセンターは2009年に設立され、2010年11月に世界スパコン上位500の首位に輝いた「天河-1A」システムを保有しており、ペタフロップス級の高性能コンピュータシステムを保有する世界有数の科学研究・公共サービス機構である。(編集SC)
「人民網日本語版] 2015年8月13日