その他の国も、中国の抗日戦争勝利70周年記念活動に反対する理由は無い。中国は記念活動のテーマを「歴史を銘記し、戦争で亡くなった人々をしのび、平和を大切にし、未来を切り開く」と定めている。これは、平和・発展・協力・ウィンウィンという今の時代の流れにも合致しており、アジアの繁栄と安定に役立つ。中国の記念活動の計画は公開され、透明性が確保されており、情報が適時発表されている。記念活動の内容を見ると、9月3日に軍事パレードが行われ、習主席が出席し、重要談話を発表、午後にはレセプションなども行われる。関連部門と地方も一連の記念活動を実施する。活動の内容は豊富でバランスの取れたものであり、「自国の力を見せ付ける」ような内容では決してなく、特定の国を想定したものではない。日本がどうしてもこの活動を自国と結びつけるのならば、それは内心やましいところがある証拠だ。
韓国の大統領のみならず、多くの国の指導者と国際組織の代表も記念活動への出席を表明している。国際社会は、世界反ファシズム戦争勝利において中国が果たした重要な貢献を高く評価している。
日本は故意に難癖をつけるのではなく、戦後70周年をきっかけに、歴史を反省するべきだ。軍国主義の侵略の歴史と徹底的に決別することで、初めて周辺国家・国際社会からの信頼を再び得ることができる。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月21日