国防部、中国とマレーシアが9月に合同軍事演習

　国防部（国防省）の楊宇軍報道官は27日の定例記者会見で、中国とマレーシアが9月下旬にマラッカ海峡およびその周辺で合同軍事演習を実施することを明らかにした。

　中国・マレーシア両軍は年度交流計画に基づき9月中下旬にマラッカ海峡およびその周辺で合同軍事演習「平和友誼-2015」を実施する。「戦争以外の軍事作戦の合同遂行」を課題に、合同護送、合同捜索救難、乗っ取られた船舶の合同救出、武器の実際の使用、人道援助・災害救援行動などを演習する。両国の包括的・戦略的パートナーシップを深化し、両軍の防衛交流・協力を強化し、安全保障上の現実の脅威に共同で対処し、地域の海の安全を共同で維持する能力を高めることが目的だ。演習任務の必要に基づき、双方は合同指揮所を設け、両陸海空軍の精鋭が参加する。中国側は1160人で、護衛駆逐艦2隻、病院船1隻、輸送機4機、艦載ヘリコプター3機を含む。両軍による実兵合同演習は今回が初だ。（編集NA）

　「人民網日本語版」2015年8月28日