2015年8月25日  
 

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止まらない「ウーマノミクス」の勢い 「理性的な消費行動」が女性の常態に

人民網日本語版 2015年08月25日08:12

 社会における女性の地位向上と役割の多様化に伴い、消費をめぐる女性の発言権がどんどん高まっている。あるデータによると、2015年上半期、オンライン消費の新規登録ユーザーのうち、女性の割合は男性を上回り、女性ユーザーによる消費額は全体の62.1%に達した。オンライン資産運用において女性が果たす割合はますます重要になってきており、各種オンラインショップは、「ウーマノミクス(女性経済)」が止まらない勢いで伸び続けている情勢を実感し始めている。中国新聞網が報じた。

 中国最大の財経専門ポータルサイト「和訊網」はこのほど、「女性資産管理報告」を初めて発表した。同報告は、資産運用経験を持つ男女を対象としたアンケート調査をもとに、現代女性の資産管理に対する考え方について、全面的に分析した結果を取りまとめたものだ。今回の調査では、計2万件以上の有効回答が集まった。このうち35%は男性からの回答だった。

 〇資産運用の主力軍は「1980年代生まれ」 家庭の資産、多くは女性が管理 

報告によると、資産運用を行っている人々を年代別でみると、「80後(1980年代生まれ)」が主力軍となっていた。また、1980年代生まれのうち、男性より女性の方が、資産運用に積極的に取り組んでいた。また、資産運用に興味や野心を抱く1990年代生まれも登場しており、1990年代生まれの約60%が、「自分の資産管理をすでに始めている」と答えた。

 資産運用に対する考え方の面では、資産運用に興味を持ち始める時期は、男性の方が女性より少し早かった。だが、結婚後は、女性の方が資産管理に積極的に取り組む傾向が明らかに高かった。注目すべきは、回答者の女性のうち、「家庭の財布の紐は自分が握っている」と答えた人は64%に達し、男性(36%)をはるかに凌いでいた。この結果から、女性の社会的地位が向上したことで、家庭の資産管理をめぐる彼女らの決定権がかなり引き上げられたことが分かる。


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