自分の名前しか書けない無学文盲の野菜売りを生業とする老人が、要らなくなったタバコケースの裏に描いた鉛筆画や硬筆画がここ数日、芸術関係者の微信(Wechat)ソーシャル機能「モーメンツ(朋友圏)」上で広く注目を集めている。揚子晩報が伝えた。
「田上奇跡」「紙上行走」という名前の展覧会が、いま成都で開かれている。この展覧会を企画した葉彩宝氏は、成都に住む陳廷芳老人の絵をたまたま見かけ、すぐさま彼の作品を「紙上行走」に出展することを決めた。「田んぼの畝道を歩きなれた陳老人は、絵画の道をも「進む」ことになった。