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国慶節連休に人気が高かった国内の観光名所は?

最も混み合ったのは杭州西湖

人民網日本語版 2015年10月09日15:14

国慶節(建国記念日、10月1日)連休中、最も人が集まり、賑やかだったのはどの観光地なのだろうか?インターネットサービス中国大手の騰訊(テンセント)は、オンライン地図や微信(Wechat)など各種サービスから得たビッグデータにもとづき、「国慶節旅行報告」を初めて発表した。報告のデータによると、全国で連休中に旅行に出かけた人々は全体の2割に達し、北京を訪れた人と北京から市外に出た人の数はそれぞれ全国トップ、北京は国慶節連休中に最も人気が高い都市となった。北京日報が伝えた。

報告によると、中国国内で国慶節連休中に市外に旅行に出た人は、全体の21%を占めた。このうち行程が300キロを上回る長距離旅行をした人の割合は47%、300キロまでの短距離旅行に出た人は53%。人気の国内旅行先トップ10は順次、北京、深セン、上海、広州、厦門(アモイ)、鄭州、昆明、長沙、西安、南京。各都市の常住人口のうち、旅行に出た人の割合は30%を上回り、中でも北京・深セン市民の割合は最も高く、4割近くの市民が、国慶節連休中、渋滞を厭わず旅行に繰り出した。

十大都市のうち、出入りする人々の数がともに最も多かったのは北京だった。旅行に出なかった北京の常住人口を100とすると、北京を訪れた市外からの観光客数は36に達した。これは、多数の北京市民が国慶節旅行に繰り出し、かつ、大量の市外観光客が北京を旅行先として選んだことを示しており、北京は、かなり大きな人口流動の圧力を受けたことになる。

統計データによると、最も観光客で混雑した観光スポットは、北京市内ではなかった。最も人気が高かった観光地トップ10は順次、杭州西湖、上海外灘(バンド)、深セン大梅沙・小梅沙、嘉興烏鎮、南京中山陵、泰山、頤和園、雲台山、清明上河園、黄山。これらの観光名所は、観光客の絶対数が上位だっただけではなく、通常時と比べて訪れる観光客が軒並み3倍以上増えたという特徴を呈した。このうち杭州西湖は、観光客でごった返し、国慶節連休初日には、全国で最も混雑した観光地となった。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年10月9日

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