中国科学院が9日に発表した情報によると、同院の武漢植物園キウイフルーツ資源・育種学科チームは、シマサルナシとオニマタタビの雑種を用い、次世代シーケンサー技術を用い、キウイの種の間の高密度リンケージマップ(遺伝子連鎖地図)を作成した。北京日報が伝えた。
同マップはキウイフルーツの遺伝子コード書き換えの重要な参考となり、またキウイフルーツの高機能性の研究、候補遺伝子の発掘の基礎を固めた。
キウイフルーツには54の種があり、種の下には21の分類群がある。遺伝の多様性が豊富で、商業目的に栽培されている品種はオニマタタビが中心。分子補助育種と伝統的な育種を結びつけ、的を絞った育種を採用すれば、土地・水・肥料・労働力の浪費を大幅に減らすことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月9日