開設者の北京林業大学の性と性別研究所の所長を務める著名な性学研究者・方剛さんは、「男德など必要なく、必要なのは女德と言われるが、『男德班』を通じ、伝統的な性別を覆し、全く新しいタイプの良い男性、夫、父親を育成しなければ」と意気込む。ただ、第一期クラスが終了に近づき、記者が、「第二期も開くのか」と聞いたところ、「第一期の生徒を集めるのはとても大変だった。第二期は無理だろう」と、首を振った。「中国の男性は、良い夫、良い父親になることにあまり興味がない。自分もそのような意識がなく反省した。『男德班』はたいへんだったのにあまり成果がなかった。でも、成功か失敗かにかかわらず、十分注目された」と方さん。
「女性の権利だけでなく、平等や民主、多方面の社会理想と関係がある。社会の男女の構造や男女の分業を変えるためには、男性に変化をもたらすことが欠かせない」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年10月9日