地下鉄で列車を待っていると「落ちて轢かれる」シーンを想像し、工事現場の横を通ると、「何かが落ちてきて死ぬ」シーンを想像し、ジェットコースターに乗ると「落下して死ぬ」シーンを想像する。原因不明で体調を崩すと不治の病になったと心配する……。そんな経験はないだろうか?中国新聞網が伝えた。
「死ぬ」ことばかり想像してしまうのは1種の精神的疾患かもしれず、そうであれば治療が必要だ。
では、どの程度なら「疾患」なのだろう?
時々、「死ぬことを想像する」だけでは疾患ではないが、過度に想像するようなら疾患となる。「過度」とはどの程度なのだろ?
端的に言うと、頻繁に死ぬことを想像し、それが人との交流に影響したり、食事がのどを通らなくなったり、不眠症になったり、記憶力が悪くなったり、気分がふさぎこんだり、集中力がなくなったり、頭痛やいら立ち、多汗など体に症状が出たりする状況が、1-2週間続き、自分で調節できない場合は、精神科医に専門の治療をしてもらうのがいいだろう。