2015年10月15日  
 

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習近平主席の訪英は英国にとって中国人観光客を呼び込むチャンス

人民網日本語版 2015年10月15日15:49

英国のジョージ・オズボーン財務相は現在、新たなパートナーを探している。中国の習近平国家主席が19-23日の日程で予定している英国公式訪問は、オズボーン財務相にとっては、英国を「中国の西洋で最も良きパートナー」に変える大チャンスとなる。環球時報が英国紙「ロンドンイブニングスタンダード」の報道を引用して報じた。

習主席は「ビザ」のことを心配する必要はない。英国の外務省が全ての手続きがスムーズに行くよう手配している。訪英する他の中国人もそうなることが願われる。中国人が、英国に滞在するためのビザを取得するとなると、申請書にたくさんの必要事項を書き込み、権利を持つ申請センターで予約しなければならない。さらに、そこが自宅からどんなに遠いとしても、申請者本人が赴いて、指紋を採取してもらわなければならず、旅行に行く理由などを聞かれる。その後、家に帰って3週間ほどしてやっとビザを手に入れることができる。

英国滞在のビザを取得するのに必要な費用は、シェンゲン・ビザ取得の2倍で、後者のほうが取得が簡単だ。中国人が欧州旅行に押し寄せている中、英国だけは避けられているのもうなずける。2014年、英国を訪問した中国人の数は前年比7.6%減だったのだ。財布のひもがゆるい中国人旅行者が減ると、英国の小売業やホテル業も打撃を受ける。英国の就職や経済成長は暗雲が立ち込めている。


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