韓国や日本から郵送されてきた生産日や品質保証期間などが分からない美容用の注入剤が最近、湖北省武漢市の税関で摘発された。長江日報が報じた。
武漢の税関駐郵便局事務所はこのほど、湖北省の出入国検験検疫局の関連部門と連携し、韓国や日本などから郵送された、100万元(約1900万円)相当の美容用の胎盤製剤やボツリヌス毒素製剤など計1400本を、7度に渡り摘発した。そのほとんどが、「健康食品」、「食品」、「プレゼント」などと虚偽の報告がなされており、中国語のラベルや説明書がなかった。生産日や品質保証期間などが記されていないものもあった。
摘発された品は、病原菌などが付着している恐れがあり、無断で使用すると危険が伴う。中国では、病原菌などが付着している可能性のある美容品、薬品などを自然人宛てに輸入することが禁じられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年10月15日